「わかる」ための「わからない」

さて 前回のブログから随分と日にちが経ってしまいました。

私自身は前回からほんの十日くらいしか経っていない感覚でしたので

日付を見て驚いてしまいました。

おおらかなトレーナーだと言うことにしておいて下さい(笑)

 

この「驚く」という瞬間に脳の中で起こったのは「わかった」という現象です。

ブログが二週間以上放置されたことが「わかった」ために「驚き」が起こりました。

ブログが更新されていないのだということをあらかじめ知っていると「驚き」ません。

この「驚き」を「Aha!」体験ともいいます。

英語で「あ〜!そっか〜!」とか「へ〜!」とか「ええっ!?」な感じですね。

なにかを見つけたり発見したり、気がついた時によく使われます。

 

「わかる」という瞬間はそれまで脳が認識しなかったものを、認識したときを意味します。

ということは 「わからない」という状態があって初めて「わかる」がでてくる。

 

物事は光と影のように、表裏一体であることが多いですよね。

 

今日の学習支援体験会では かけ算のゲームカードが好評でした。

子ども達にも大好評でしたが、大人の体験説明会でも楽しんでいただけました。

十分わかっているはずの九九で、どれも簡単なかけ算なのに

子ども達がやった以上の時間をかけて、子ども以上の頭の数を寄せました。

そうして二度と同じ組み合わせができない、大人グループの九九の地図ができました。

みなさん 面白かったとおっしゃった理由は、予測出来ない展開が起こること。

わからない状態が目の前で繰り広げられる中、自分の手札との関係性を探る。

テーブルのあちらこちらで「あ!あった!」という声が聞こえていました。

式の答えがあった時、もしくは答えの式があった時、あった!=わかった!が

脳の中で電気信号となって駆け抜け、何とも言えない達成感がこみ上げてきます。

 

「わかる」瞬間の小さな感動を手にするためには、「わからない」状態が不可欠ということ。

「わからない」が沢山あればあるほど、「わかる」がきらりと光るようになる。

 

そんな体験をしていただき、学習ということ、わかるということは

嬉しい快感なんだという話で締めくくりました。

 

山鳥重(やまどりあつし)さんの本にもあります。

「わかる」とはどういうことかー認識の脳科学ー

わかると楽しいし嬉しい。

楽しいからまたやりたくなる。

少しずつ自分のわかる方法を伸ばしていきましょう。

 

ぜひ体験会で実感してみて下さいね、「わかる」ための「わからない」を。